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最近は普化(虚無僧)尺八に興味があります
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 2週間ほど前の朝、目が醒めると左顎に違和感を覚えた。食事で噛もうとすると痛む。「歯軋り」が原因かと思ったが、今までに経験が無い。尺八の吹き過ぎかとも考えたが、そんなに長時間は練習していない。1週間経っても直らないので、先週から歯科へ行っている。顎の関節に異常は無さそうだが、取り敢えずマウスピースを作る事になった。
 そんな訳で、1週間ほど練習をサボってしまった。今日吹いてみたら50点以下の出来で愕然…。矢張り「調子」1曲だけでも良いから毎日吹かないと。しかし、尺八を吹くと顎の調子が悪い。ひょっとして顎に力が入っているのだろうか。予てから先輩が「鼻から下の(つまり口も顎も)力を抜いて、丹田を決めて息を押して吹く」と仰っているのだが、顎に力が入っているとなると、基本が為っていない訳で、これまた愕然とするのではあった。
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 「門開」の一行目は「ロー、ツー、ッレー。ロー。ツー、ッレーェーェー。」となっている(細かい点は書きようが無いので略す)。ロー、ツーが2回あるのだが、師匠に「これは同じですか?」と尋ねたら見本に吹いて下さった。奏法も然る事ながら、音味の余りの違いに愕然とした。師匠が100なら小生は10あるかないか位の雲泥の差である。師匠は何十年、こちらは明暗を始めて1年、違うのは当然だろう。
 これでも、音が出るようになって来たのだ。ある程度、出るには出るのだが、一本調子なのは否めない。「門開」の後に「恋慕流」を吹いたのだが、同じ調子でしか吹けない。因みに「門開」は対山が初伝曲として作曲した物だが、その意図は何だったのだろうか…。
今日も90点位か…、大分安定してきた気がする。今度の稽古で、師匠から一段上の観点から駄目出ししてもらえたら嬉しい。
 昨日が現段階での100点だとすれば、今日は90点位か。序に「恋慕流し」も吹いてみる。ふむふむ、以前よりも良い感じ。どうやら階段を1段上れた気がする(何段ある階段か知らぬが…)。尺八に限らずどの楽器でも、一週間もサボルと元の木阿弥になってしまう。日々の修練こそが上達の近道だ、と肝に銘じておこう。
 今日は頗る調子が良かった。「調子」から吹き始めたのだが、最初の「ツレー」から絶好調。休まず「門開(喜)」を吹く。自分なりに納得の出来る吹きぶりであった。滅多にある事ではない。一休みしてから、久し振りに「山谷」を吹いてみる。最初は不調だが、構わず吹いてみて、何となく以前よりは良くなったような気がする。


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