最近は普化(虚無僧)尺八に興味があります
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何とか甲は出るポイントが分かったが、その吹き方だと乙音が頗る悪い。乙音と甲音で大きな吹き分けが必要な訳が無いので、何か根本的に間違えている気がする。1曲吹き終えたら、尺八を習い始めみたいに頭がクラクラして来た。
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先週の週末が初稽古だった。先輩が作られた八寸管を一本貸して頂く。早速、稽古で使ってみたが、甲チから上を出せない…。焦って息を強くするばかりで、息が管から逆流して鼻に当たるのが分かる。
帰宅してから色々と試しているが、別に息を強くしなくても甲が鳴る時がある。それが持続出来ず、すぐに出なくなる。そんなに鳴るポイントが小さいとは考えられないのだが…。但し、甲の出ない時の乙の音は、本来あるべき乙の音ではないと自覚してはいる。師匠は「そんなに簡単には鳴らないように作って貰っていますから」とニヤリとして仰るので、要は基本的な息の出し方にあるのだろうと思っている。
明けまして…と申し上げたい所ですが、喪中につき新年のご挨拶は控えさせて頂きます。
「尺八の部屋」もお陰様で開設一年で5,000ヒットを超えました。決して多いとは思いません。以前、別のHPを開設した時はもっと多かったです。矢張り尺八はマイナーですよね。一年で1,000ヒット以下の尺八のHPも知っております。身銭を切ってSPを手に入れ、デジタル化してアップするという努力の成果だと思っています。アクセス増大=ファイル転送量増大=HP削除ですので、今のままで良いと思っています。 5日土曜日が初稽古になります。兄弟子が新しく製管した尺八を貸与して下さる予定です。まともな尺八でまともな音が出せるのかどうか、甚だ不安です。今までは自作のヘタレ尺八を吹いていたのですが、師匠はそれも限界と考えられたようです。あと少しで甲ハウを出せそうだったのに…。
先月から「秋田菅掻」に取り組んでいるのだが、今日、師匠から「この曲は好きですか?」と聞かれて返答に窮した。と言うのも、別に好き嫌いを言える段階ではないと思っている訳で、それぞれの曲には独特の「手」があるなぁ、と感じている段階だ。この曲で言えば、「ホーロイ」と「ホーロロホロローロ」が個人的には新しい「手」なので、新鮮味がある。しかし、どうしても譜面を見ながらの吹奏になるので、平板な一本調子になって仕舞う。ピアノで言えば、バイエルの段階だと思う。しかし師匠は、その先を求めて来る。私はどうしても、個々の音を出そうとするのだが、師匠は、たとえ音が出なくとも息間が正確なら音は後から付いて来ると仰る。「吹く」のではなく「息を出す」のだそうで、頭では分かっていても、そう易々と実践出来るものではない。
「ホーロイ」のホは二五開けのメリ、「ホーロロ」のホは一五開けのカリ(気味)なんで、頭が混乱する。譜面無しで相対で習っていた昔は、1曲修得するのに一体どれ位要していたのだろうか…。今はかなり正確な譜面があるので、甚だ便利だが、一方で譜面に翻弄されているのも事実で、痛し痒しと言うべきか。否、譜面を整備された先生には感謝すべきだろう。私には明暗対山派30余曲全部をやる時間は、多分残されてはいない。
先日、師匠の先生のお宅へ伺ったのだが、実は先輩と一緒で、かねてから先輩が先生にお聞きしたかった事が中心で、小生の出る幕は無かった。主に誰は誰の系統なのか、こういう話は本当かどうか、と言った内輪話で、他言無用の由。
それは兎も角、先生は気軽に吹いて下さる。その日も、長谷川東学→後藤桃水の「布袋軒鈴慕」と、長谷川東学→小梨錦水→浦本浙潮の「布袋軒鈴慕」を吹き分けて下さった。あっ、全曲ではないですよ、出だしの一部分を。以前、伺った時にも「浦本浙潮は、ある種、天才肌で、吹く度に違った事をやるんで、まともな弟子が育たなかったのでは…」と仰っていた。これは推測ですが、明暗対山派30数曲、全部を暗譜していたんだと思います。 で、師匠の事なんですが、そもそもはY師(敢えて名を秘す)に習っていたそうですが、ある時、「今後はプロ志向者にしか教えない」と引導を渡されて放擲され、爾来、各地に師匠を求めて三千里…先生に巡り会って教えを請う事5年有余、やっと入門を許されたとか…。ちょっと違うかも。先生に習い始める迄に5年掛かったのは事実、先生に入門を許されたのにも時間が掛かったのも事実です。 序にと言っては甚だ失礼ですが、件の先輩、「道曲」を自己流に吹いておられたそうです。ある時、とある場所で献奏していた所を師匠の門人に拉致されたとか。で、師匠の前で吹いた所、「あなたは汚れていらっしゃる」と言われたとか。強烈ですよねぇ。先輩はネットをしていないんで暴露しているんですがw。今は師範代と言われています。 小生は、と言えば「今までの事は全部忘れて下さい」と言われました。どうやら汚れる以前の段階だったようです(笑) |
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