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最近は普化(虚無僧)尺八に興味があります
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 今度は俣野真龍ですね。焼印は薄いですが、籐巻きの様子と言い、間違いないと思います。「唄口に後の手が入っています。」と良心的に解説しています。多分、虫食いか、うっかり欠いてしまったのでしょう。根株を少しだけ残してあるのが、ちょっと珍しいかも知れません。私も三代目の作ではないかと思います。手にとって吹いてみたいです。金欠で入札出来ませんが(泣)。
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 ひろさん、いつも情報を有難う御座います。これですね、虎月。



 でも、私には上の字が「虎」には見えないんですが。じゃあ何と言う字か、と問われても分かりません(汗)。異体字ですかね? 私のアンチョコ、稲垣衣白氏の本では、「虎月」の焼印は2種類載っています。


 これからも、少なくとも林虎月ではないような気がしますが…。
件のヤフオクの古鏡の尺八ですが、質問の回答で「籐巻に緩みは無い」とあったので、俄然、疑問が湧きました。普通、籐巻は両端を麦漆でちょこっと止めてあるので、大概、年数の経過に従い、劣化で緩むものです。緩んでいないという事は、明らかに手が入っていますね。籐巻自体は江戸期だとしても…。竹自体は明らかに細身なんで、古管に間違いは無いとは思いますが。

なんだか、ヤフオクの話題ばかりで恐縮だが、また「古鏡」の尺八が出ている。蒔絵が施されていて見た目が良いせいか、現在、33万円位になっている。どなたかの本で「古鏡は一人しか知られていない」とあったが、どうも焼印は数種類あるみたいだ。その一人が誰かも知らなかったが、高橋空山氏の本に「京都の指南取次役の古鏡」とあり、天明・寛政年間の人らしい。さて、件の尺八だが、どうも後世の人の手が入っているように思う。というのも、写真で分かるように、歌口の深さが現在の琴古流と同じ位の深さになっている。江戸時代の琴古流は、もう少し浅かったはずだ。第一、埋め込んである歌口が表面上、両端しか残っていない。舌面の角度が変えられた事によって、オリジナルの音味は出ないのではないだろうか。残念な事ではある。
一節切

毎度お馴染みで恐縮だが、ヤフオクに一節切が出ました。かなりの割れの修理跡があり、開始価格が3万円なので、殆ど入札者はいないかと思われます。
 現在の製作技術だと一節切でも2オクターブ位は出せるそうですが、古管では、まず無理でしょうね。


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