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最近は普化(虚無僧)尺八に興味があります
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 やっと、甲乙共にそこそこ鳴らせるようになって来た。師匠からは「アナタはすぐに音を出そうとするから駄目だ」と言われていて、師匠の仰りたい意味も解っている積りだが、矢張り音が出ない事には話しにならぬ。
 昨日が年が改まってから指南の初日。貸与したプラ管が「何か詰っている感じで音が出ない」というので吹いてみたが、別に普通に鳴る。1時間の練習で何とかチを出せるようになった。この分だと乙ロを鳴らすのは半年後のペースだ。何しろ指頭で穴を押えても隙間だらけなんで頭が痛い。「音は出なくても構いませんから、少しずつ先へ進みましょう」と人には勝手に言えるものだ。
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 人様に教える身分ではないのだが…。昨日が稽古日で、やっと少しまともな音が出せるようになって安心した。しかし、如何せん指が動かない…というより、孔を塞げない。本人は塞いでいる積りらしいが、横から見ていると隙間だらけだ。思い起こせば小生も、習い始めは塞いでいる積りでも隙間があって音が出なかったり出たりだったっけ。力を入れて塞いで、肩に力が入ったものだ。隙間も少なければ、微かに正確な音も混じって出る。それが出せていたので、ハチレツロ、ロツレチハと、音が出ようが出まいが練習するように言っておいた。
 練習の合間に「何か聞かせてくれ」と仰るので、「九州鈴慕」を地盛り管で吹く。自己採点は20点なんだが、それでも素人さんは「凄い」と仰って下さる(笑)。今までも毎回、違う明暗曲を吹いていたのだが、初めて「何で首を動かしているのですか?」と聞かれて吾が意を得たり、「首の上げ下げで半音ないし全音を下げたり上げたりするんですよ」と申し上げ、改めて実践に及ぶ。そこに初めて気付いただけでも、徐々にではあるけれども進歩の兆しがあると思いたい。
 どうも初めて教えるとなると、全く勝手が分からないので、初心者用のDVDを買ってみた。これが中々どうして、教えるのは勿論、私自身参考になった。因みに柴田旺山という都山流の方です。
 先方の都合もあって、初回と間隔があいてしまった。本当ならせめて週に1回はやらないと…。結局は振り出しからになってしまう。と言う事で、進歩無し。
 当方も練習がてらという事で、手持ちの中から地無しの9寸管も持参した。如山銘だが、地無しには珍しい継管だ。手に入れた時点では、継ぎが緩んでいたのを先輩に直して頂いた。それ以来、息を入れていなかったのだが、吹いてみて驚いた。甲ハウが楽に出せる。もう少し吹いてみないと分からないが、ひょっとしたら、下管のどこかに少し地を盛っているのかも知れない。
 今の吹き料は初めての自作だが、そうでなければ、とっくに捨てていると思う。これを吹きこなせれば、どんな尺八でも鳴らせる気がする。
 尺八を吹いてみたいという奇特な方が現れた。早速、手持ちのプラスチック管「悠」をお貸しした。これなら割れる心配も無いし、律も合っている。簡単に吹き方を教えて早1ヶ月。途中で「どうですか? 音は出ますか?」と聞いて「多少は…」とは聞いてはいたのだが…。
 で、本日が初練習日。あちこち探して、格安のスタジオを見つけた。1時間630円也、カラオケボックスよりも安い。で、吹いてもらったが、全く音が出ない。多少出ていたのは違う音、というか上滑りの倍音???
 当方も調律管を吹くのは久し振りなんで、大きな声では言えないが、少々戸惑い気味。何とかお手本で「荒城の月」を吹いて誤魔化す。教える事は学ぶ事。教える難しさを改めて知った一日だった。まずは音が出ない事には話が始まらないので、全孔開いての音を出す事に専念した。何とか出せるようになったが、はて、自宅で出せるかどうか、が甚だ疑問。初心者は薬指が押えられないのは知っているけど、人差し指も覚束ないとなると、先行きが思いやられる…。


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