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最近は普化(虚無僧)尺八に興味があります
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 尺八の入ったSP盤は沢山あるが、古典本曲の独奏物となると、殆ど見付からない。久し振りに、とある所で1枚見付けたので慌てて押えた。割れずに無事に着くように祈っている。何故か本名で吹き込んでいるので、これがあの○○師だとは誰も気付かないだろう。
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 古いSPレコードは保管状態に依って、反りが生じているケースが多い。反りを直すには、専用の機械も売られているが、かなり高額だ。ズボン・プレッサーでも直せるらしいが持っていない。そこで古典的な方法を採っている。ガラス板に挟んで太陽光線で熱して直すのだ。多分、60-70度位だと思う。余り熱過ぎると溝まで変形する惧れがある。
 蓄音器では問題無いにしても、軽針圧では影響の出そうなSP盤が結構溜まってきたので、先日、陽射しが良いのを幸い、一気に直しに掛かった。迂闊にも1枚落としてしまい、真っ二つどころか四つに割れてしまった。非売品で入手が困難なだけに、泣くに泣けない。
 SP盤の再生回転数は各メーカーに依って微妙に異なるのは知っていたが、具体的にメーカー毎の詳細を知っていた訳ではない。国内メーカーでは、せいぜい1分間78-80回転の範囲内だと思っていた。
 偶々「貝印内外レコード」の袋を見てみたら、「貝印レコードの吹込は一分間八十三回になってゐます」と書いてある。これには驚いた、と同時に困った。内外レコードは2・3枚ホームページにアップしてあるのだが、正確なピッチでないのは明らかだ。専ら78回転で再生しているので、一分間に5回転の差というと、どの程度ピッチが下がっているのだろうか…。
Teichiku 5204

 竹保流は関西以西の限られた地方が地盤なので、古い音源を関東で手に入れるのは難しいのですが、何と東北在住の方から譲って頂きました。尺八で三曲をおやりになる方にはお馴染みの曲ですね。確か初伝曲だったかと記憶しています。
 実際に聞いてみて、改めて「都山流」との共通点を感じました。多分、原点は「宗悦流」だと思います。第4面での後唄、中尾都山もビクターへ吹き込んでいますが、かなりの共通点を感じます。大変、興味深いです。
笛吹童子

 「笛吹童子」の作曲者が福田蘭童だというのは知っていたが、尺八奏者として録音に参加していたのは知らなかった。ラジオ・ドラマとして放送されたのは1953年の1年間らしいので、勿論、この世に生を受けてはいたが、私がリアル・タイムで聞いていたのかは疑わしい。しかし、メロディーはしっかり覚えているし、歌詞も大体知っている。これってどういう事なんだろうか。放送終了後も、折に触れて主題歌が放送されていたのだろうか。数年後に放送された「赤胴鈴之助」は、真剣にラジオに聞き入っていたのを覚えている。


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