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最近は普化(虚無僧)尺八に興味があります
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 本手調子、一二三調べ、鉢返、九州鈴慕、瀧落、志図と進んだ。ややまともに吹けるのは「本手調子」位のものだが、これはこれで非常に奥が深く、この吹き方で、その人の技量が推し量れる。昔は、この1曲だけで一生を終わった人も居るやに聞いている位、難しい曲だ。
 で、前回の稽古の後、「じゃあ次はこれをやりましょう」という事で「三谷」の譜面を渡された。いつかはやりたい、と思っていた曲なので嬉しい反面、もうやらされるのか、という恐怖もある。先輩が吹いているのを何回も聞いているので、大体の曲想は掴んでいるつもりで、譜面を見つつ、何回も練習している。が、如何んせん、甲ハウのウがどうしても出せない。最近になって漸く、甲チウだと出せるようになってきたので、ここは何としても甲ハウを出せるように頑張りたい。地盛り管なら訳も無いのだが、地無し管では「甲ハウは難しいんです」と師匠も仰っていた。
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 念願叶って、明暗尺八の修行を始める事にした。実は、3月から習ってはいたのだが、なまじ都山流をやっていたせいで暫くは客分扱いだった。基本的に吹込みそのものが違うので、慣れるのに4ヶ月掛かった。とは言え、未だ充分ではない。
 吹き竹は当然、地無し管。自分なりに吹き易い地無し管を持参したのだが、それは却下され、自作させられた。これが鳴らないのなんの…。でも、先輩が吹くと鳴る…。つまりは吹き込みの違いと悟り、悪戦苦闘の日々。何とか鳴り出したが、未だ甲のウが出ない。先輩は易々と出せるというのに。
虎月

 また「虎月」ですね。これも又、林虎月ではないと思います。唄口が欠損しているようですが、都山流みたいですね。
虎月?

 相変わらずのヤフオクネタで申し訳ありませんが、「虎月」銘というのが出品されています。多分、間違い無く、林虎月ではないと思います。が、地無しの明暗尺八に違いは無いとは思います。かなり細身の七寸管ですが、古管は大抵そんな物らしいです。但し息受けの深さは明治以降の物だと思えまが、林虎月の尺八は、手持ちの資料の写真ではもっと浅いです。物自体は、そんなに悪い物には思えませんが、裏穴の左下に斜めに焼印を押す、という事自体が理解に苦しみます。


 ヤフオクに「琴童」銘とも見えるのが出品されていますね。あれは三浦琴童なんでしょうか。
 SP盤を1枚入手したので、HPにアップしてあります。三曲なんですが、多分本曲の録音は
残されていないでしょう。
 そうそう、酒井竹保と吉田晴風の「正調追分」もアップしてあります。流石に中尾都山は
録音こそ残しませんでしたし、教えもしなかったでしょうが、個人的には密かに吹いていた
ようです。


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