最近は普化(虚無僧)尺八に興味があります
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やっと大体読み終えた。176ページに「先の内務大臣湯沢三千男氏の云々」とある所から、戦争末期か敗戦後間もなく書かれたと思われる。普通は、序文なり、跋文や後書きがあるものだが、この本には全く無い。邪推するに、未刊だった原稿を、藤由越山氏が「普化宗史刊行会」の名のもとに出版されたのではあるまいか。
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最近、高橋空山著「普化宗史」を読んでいる。昭和の初めに全国の虚無僧寺を実地に探索されたのは実に貴重な証言と思える。それ以外では、得る所も多いが、疑問に思える記述も多々ある。手持ちのは昭和54年初版発行・平成9年6刷だが、実際にこの原稿が書かれたのはいつ頃なのだろうか?
「素浪人 塚本竹甫-尺八に生き、酒を愛した男の生涯」今井宏泉著、柏樹社刊、昭和59年9月10日初版発行。
本日読了。尺八に関しては吹くのも製管も天才肌だが、一般常識に欠けるというか、世知に疎いが故に他人のみならず、近しい人とも問題を起こし、それ故に酒に溺れた男の物語。尺八は明暗37世谷北無竹に師事、製管は独学。1981年1月急性心不全にて56歳の短い生涯を終えているが、最後の1年を寺に篭って製管に専念する、その生き様が凄まじい。 |
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