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最近は普化(虚無僧)尺八に興味があります
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 鳴ったけど、一昨日と同じで、目指す音とは程遠い。昨日よりはマシという程度。
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 「調子」「鉢返し」に続き「三谷」を2回ほど。しかし今日は鳴りが悪い。昨日も台風の最中、1時間ほど休みながらも吹いたが、調子が良かったのに…。湿度のせいにしたいが、昨日だって湿度は高かったし、まぁ、未熟さのせいだろう。
 昨日、先輩に甲ハウについて尋ねた所、貴重な助言を頂いた。甲ウは減り気味に吹くと出し易いというので、早速、実践してみた所、何と、出るではないか。「三谷」では、甲ハウゥウ乙ハーハィ(便宜上の表記)が出せないと全くお話にならない。地無し管では、それぞれ個性というかクセがあるので、小生の場合、乙ウは1・3孔は指を翳すが、甲ウでは開けて、ややメル事になる。
 さて、問題は「三谷」(対山派)の出だしの一音、乙ツである。カリとなっているが、カルというよりも「ハル」(張る)のだそうだ。これが全く出せない。自分ではハッて居る積りでも、全く駄目だそうだ。まぁ、階段を一段づつ上っていくしかない。
 尺八を吹いてみたいという奇特な方が現れた。早速、手持ちのプラスチック管「悠」をお貸しした。これなら割れる心配も無いし、律も合っている。簡単に吹き方を教えて早1ヶ月。途中で「どうですか? 音は出ますか?」と聞いて「多少は…」とは聞いてはいたのだが…。
 で、本日が初練習日。あちこち探して、格安のスタジオを見つけた。1時間630円也、カラオケボックスよりも安い。で、吹いてもらったが、全く音が出ない。多少出ていたのは違う音、というか上滑りの倍音???
 当方も調律管を吹くのは久し振りなんで、大きな声では言えないが、少々戸惑い気味。何とかお手本で「荒城の月」を吹いて誤魔化す。教える事は学ぶ事。教える難しさを改めて知った一日だった。まずは音が出ない事には話が始まらないので、全孔開いての音を出す事に専念した。何とか出せるようになったが、はて、自宅で出せるかどうか、が甚だ疑問。初心者は薬指が押えられないのは知っているけど、人差し指も覚束ないとなると、先行きが思いやられる…。
 自作の2尺1寸管は8節あり、4節と5節の間に第1孔、5節と6節の間に第2孔と第3孔、6節の上に第4孔と裏孔という按配。4節目が「グル節」に当たると思うが、自分では削りすぎたと思っている。5節目にも難点があるのかも知れない。
 先日、製管ではセミプロ級の先輩が作った9寸管を1日お借りして吹いて見た。甲のイが出ない。おかしいと思って色々と試して、第2孔を開けると鳴るのに気付いた。自作管ではどちらでも音が出るのだ。翌日、師匠にお聞きしたら、甲イは第2孔を開けるそうだ。甲ヒ(都山流のタ)は二四五開きで吹いていたら、四は閉じるそうで、成る程その方が律が合う。
 そんな訳で、甲ハウだが、甲ハを二開けで出してからウに移ると、やや出るようになってきた。


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